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No.11[探偵・証拠収集]探偵社と契約から調査着手まで[離婚までのパーフェクトガイド]
探偵社と契約を交わしてから調査に着手するまでには、いくつかの段階があり、それぞれを丁寧に進めることが依頼成功のカギとなります。契約内容や準備不足が原因でトラブルに発展することもあるため、全体の流れを理解し、注意点を押さえておくことが大切です。以下に、契約から調査着手までのプロセスを詳細にまとめます。
目次
相談・ヒアリング
- 初期相談
電話、LINE、メール、オンライン、あるいは事務所での面談を通じて相談を行います。この段階で匿名相談が可能な探偵社もあります。 - 依頼者が伝える内容
調査対象者のプロフィール(氏名、年齢、勤務先、写真など)、行動パターン、よく訪れる場所、依頼の目的(例:浮気・不倫確認、行方不明調査、素行調査)を整理して伝えます。 - 探偵社が確認すること
調査の実現可能性、期間や調査手法の見通し、依頼者の目的が正当かどうか。違法性が疑われる案件は断られるのが通常です。
調査計画・見積もり提示
- 調査方法の提案
尾行、張り込み、聞き込み、GPS利用、インターネット調査などから目的に適した方法が提示されます。 - 料金体系の種類
- 時間制(調査員1名あたり1時間いくら)
- パック料金(複数日まとめての固定額)
- 成功報酬型(成果が出た場合のみ支払う)
- 基本料+実費精算型(交通費、宿泊費、機材費などを別途請求)
- 追加費用の有無
想定外の長時間調査や対象者の移動に伴う遠方出張など、追加料金が発生する条件を必ず確認しておきます。
契約締結
- 契約書に含まれるべき項目
- 調査の目的と範囲
- 調査期間・実施日数・調査員数
- 総費用と支払い方法(前払・後払・分割など)
- 追加費用の発生条件
- 調査報告の方法(報告書・写真・動画など)
- 守秘義務条項(依頼内容や調査結果を外部に漏らさない規定)
- 解約条件と返金規定
- 注意点
曖昧な表現や口頭説明だけの契約は避け、必ず書面で控えを受け取りましょう。 - 違法調査の確認
盗聴・盗撮、住居侵入など違法行為を示唆する契約があれば、その探偵社は避けるべきです。依頼者自身も法的責任を問われかねません。
調査前の準備
- 情報共有
調査対象者の最新の生活パターン、勤務先、交友関係、SNS情報などをできる限り具体的に提供します。 - 調査スケジュールの確定
調査開始日、時間帯、調査員の配置などを決めます。調査対象者が行動を起こしやすい曜日や時間を考慮するのがポイントです。 - 連絡手段の取り決め
調査中の進捗報告をどう受け取るか(電話、メール、LINE、専用アプリなど)、緊急連絡時の対応方法を明確にしておきます。 - 依頼者の心構え
不必要に調査対象者へ接触したり疑う素振りを見せると、調査が失敗するリスクが高まります。普段通りの生活を心がけることも重要です。
調査着手
- 実際の調査開始
契約内容に基づき、探偵が尾行や張り込みを開始します。必要に応じて複数の探偵がチームで行動することもあります。 - 進捗報告
探偵社によっては、随時または日次で簡易報告が行われます。依頼者は適切に情報を受け取り、追加要望があれば調整を依頼します。 - 計画修正の可能性
調査対象者の行動が予想と異なった場合、調査方針を柔軟に修正することもあります。その際の追加費用や日程変更も契約内容に沿って進められます。
注意点とトラブル防止策
- 安易に即決しない
焦って契約すると高額請求や不十分な調査につながる恐れがあります。必ず複数社を比較検討しましょう。 - 契約内容の二重確認
書面の控えをしっかり保管し、支払い条件や追加費用の基準を忘れないようにします。 - 秘密保持の徹底
調査中に依頼内容が漏れれば対象者が警戒し、調査が失敗する可能性があります。守秘義務を徹底する探偵社を選ぶことが重要です。
まとめ
探偵社との契約から調査着手までの流れは、相談 → 見積もり → 契約 → 準備 → 調査開始という段階を踏みます。依頼者(お客様)が冷静に目的を整理し、契約内容をしっかり確認することで、調査はよりスムーズに進行し、確実な証拠を得られる可能性が高まります。