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No.1[探偵・証拠収集]浮気とは?[離婚までのパーフェクトガイド]
「浮気」という言葉は、実は法律上の明確な定義がないため、様々な見方ができます。
目次
法律上の定義:不貞行為
法律の世界では、「浮気」は「不貞行為(ふていこうい)」という言葉で表現されます。これは主に、夫婦間の貞操義務違反を指し、離婚や慰謝料請求の根拠となります。
- 肉体関係の有無: 不貞行為と認められるには、パートナー以外の異性と自由な意思で肉体関係(性行為やそれに類似する行為)を持つことが必須とされています。
- 既婚者に限られる: この「不貞行為」は、結婚している人が対象です。未婚のカップルの浮気は、法律上の不貞行為には該当しません。
- 感情や行為だけでは不貞ではない: デートやキス、手をつなぐ、親密なメッセージを交わすといった行為だけでは、原則として不貞行為とは認められません。
一般的な定義と個人の価値観
法律的な観点とは異なり、日常で使われる「浮気」の定義は、個人の価値観やカップル間の合意(取り決め)によって大きく異なります。
- 肉体的な浮気: パートナー以外の異性と肉体関係を持つこと。これは多くの人が「浮気」と見なす、最も明確なラインです。
- 精神的な浮気: 肉体関係はないものの、特定の異性に恋愛感情を抱いたり、パートナーに隠れて頻繁に連絡を取り合ったり、精神的な繋がりを他の人に求めたりする行為。パートナーへの愛情や関心が薄れている状態を指します。
- 境界線の多様性: 「二人きりで食事に行ったら浮気」「キスをしたら浮気」「異性と連絡を頻繁に取ったら浮気」など、どこからが浮気とみなされるかは、それぞれのカップルのルールや個人の考え方によって大きく異なります。
3. 「浮気」「不倫」「不貞行為」の違い
これらの言葉は混同されがちですが、以下のように使い分けられることが多いです。
- 浮気: 未婚・既婚にかかわらず、パートナー以外の人と交際関係にあること。肉体関係の有無は問わず、最も広い概念です。
- 不倫: 既婚者がパートナー以外の異性と交際関係を持つこと。浮気よりも、当事者の一方または双方が既婚者であることを強調する際に使われます。
- 不貞行為: 既婚者がパートナー以外と肉体関係を持つこと。法律上の用語であり、離婚や慰謝料請求の根拠となる行為を指します。
まとめ
「浮気」とは、信頼関係で結ばれたパートナーがいるにもかかわらず、その関係を脅かすような行為をすることと言えます。その具体的な内容は、法律上の「不貞行為」のように肉体関係を伴うものから、個人的な感情の変化や行動まで、非常に幅広く、定義は人それぞれです。したがって、浮気の問題に直面した際は、まず当事者間で「何が浮気なのか」について話し合うことが重要になります。