［探偵］浮気・不倫カップルはイベント日は避ける？［浮気不倫カップル］

　浮気や不倫関係にあるカップルは、クリスマスやバレンタインデー、年末年始、誕生日などの「イベント日」に会うかどうかで、その関係の温度感や優先順位がよく見えてきます。

　多くの場合、こうしたイベント日は「本命のパートナーや家族と過ごす日」として社会的に強く位置づけられているため、不倫相手との時間は後回しにされやすい傾向があります。そのため探偵の現場でも、浮気カップルがあえてイベントを避けて前後の日に会うケースが非常に多く確認されます。

　例えば、クリスマス当日は家族で過ごすために不倫相手とは会えず、23日や26日といった「ずらした日」にデートやホテル利用が集中することがあります。これは「一緒に祝いたい気持ちはあるが、家庭や世間体を優先せざるを得ない」という不倫特有の事情があるからです。また、バレンタインデーや誕生日などでは「数日後に会ってプレゼントを渡す」といった形にすることで、外見上の不自然さを避ける傾向もあります。

　ただし、相手が本気度の高い関係になってくると、逆にイベント日に会おうとする動きも見られます。本命の家族には嘘をついてでも不倫相手を優先する、あるいは短時間だけでも顔を合わせる、といった行動は「遊び」ではなく「本気」である可能性を示すサインのひとつです。

　一方で、イベント日に一切会えない不倫相手は、不満や孤独感を募らせやすく、トラブルに発展することも少なくありません。特に「私はいつも二番目の扱い」という思いを抱えた側が、関係の継続に疑問を持ちやすいのです。

　まとめると、不倫カップルはイベント日を避ける傾向が強いものの、避け方や会う頻度、その前後のフォローの仕方によって、関係の温度差や将来性が見えてきます。探偵や調査の現場でも、この「イベント日の行動パターン」は浮気・不倫関係の本気度を測るうえで重要な観察ポイントとなっています。

そのポイントを下記にまとめてみました。

　一般的に、浮気・不倫カップルがクリスマスやバレンタインデーのような世間が盛り上がるイベント当日に堂々とデートすることは、リスクが高いため避ける傾向にあります。

　しかし、一概に「避ける」とは言い切れず、イベントの種類や個々の状況によって過ごし方は異なります。

イベント当日を避ける理由

家族のイベントを優先する必要がある

　既婚者の場合、配偶者や家族との予定を優先せざるを得ず、イベント当日は不倫相手に時間を割けないことが多いです。

人目につきやすい

　イベント時期は街全体が華やかになり、デートスポットや人気レストランなども混雑します。そのため、知り合いに遭遇するリスクが格段に高まります。

イベントをずらして楽しむ傾向

イベント当日を避ける代わりに、日付をずらして二人の特別な日として祝うケースは多く見られます。

イベントの前後に会う

　クリスマスやバレンタインデーなど、盛り上がるイベントの前日や翌日、あるいは週末などを利用して、二人だけのイベントとして祝うことが多いです。（例: 週末にちょっといいホテルに泊まる、など）

誕生日や記念日を重視する

　世間的なイベントよりも、二人の個人的な記念日（誕生日など）を重視し、ホテルでの滞在や会員制レストランなど、人目につきにくい場所で過ごすことがあります。

イベントを過ごす場合の工夫

　中にはリスクを承知でイベントを一緒に過ごすカップルもいますが、その場合はバレないよう工夫を凝らします。

遠方へ旅行に行く

　住んでいる地域から離れた温泉地や地方都市を選び、「友人と旅行」などと偽って、人目を避けて過ごします。

都会のシティホテルを利用する

　ラブホテルではなく、レストランやビジネス客の利用が多いシティホテルのバースデープランなどを利用し、密かに特別な時間を過ごすケースもあります。

映画館など人目に紛れる場所を選ぶ

　上映中の映画館は暗く、隣り合っていても人目が気になりにくいとされ、不倫カップルの定番のデートスポットの一つになることがあります。

　このように、浮気・不倫カップルはイベントの「当日」を避けることはあっても、イベント自体を「別の日」に作り替えたり、「人目を避けて」楽しもうとする傾向が強いと言えます。