［探偵・証拠収集］寒い季節に浮気や不倫が多いのはなぜ？［クリスマス］

　「寒い季節に浮気や不倫が増える」というのは心理学・社会学の研究や探偵業界・離婚相談の現場でもしばしば指摘される傾向です。いくつか理由を整理すると以下のようになります。

孤独感や人肌恋しさの増加

　冬は日照時間が短く、寒さや暗さの影響で気持ちが沈みやすくなります。特に「季節性うつ（ウィンターブルー）」のような症状が軽く出る人も多く、孤独感が強まる時期です。その結果、人とのつながりや温もりを求め、パートナー以外の異性に心が傾きやすくなります。

年末年始・イベントシーズンの影響

　クリスマスや年末年始といった「恋人と過ごすことが期待される行事」が多いのが冬の特徴です。夫婦関係が冷えている人や独り身の寂しさを抱えている人は、その時期に「誰かと一緒に過ごしたい」という気持ちが高まり、浮気や不倫に走るきっかけになりやすいと考えられます。

飲み会や忘年会・新年会の増加

　会社や友人との集まりが増えるのも冬の特徴です。アルコールが入る場面では理性のブレーキが弱まり、普段は抑えている欲求が出やすくなります。その流れで一時的な関係が始まり、それが不倫や浮気へ発展するケースも少なくありません。

家庭内の温度差と現実逃避

　冬は家で過ごす時間が長くなる一方で、夫婦関係がうまくいっていない場合は「居心地の悪さ」や「冷たい雰囲気」がより強く感じられる時期でもあります。そのギャップを埋めようと、外に安らぎや刺激を求めて浮気に走る人もいます。

年度末に向けた心理的揺らぎ

　冬から春先にかけては、人事異動や転勤、進学など「環境の変化」が予測される時期でもあります。人は大きな変化を前にすると「新しい関係」や「刺激」を求めやすくなり、浮気や不倫を始めるきっかけになりやすい傾向があります。

まとめ

　寒い季節に浮気や不倫が増えるのは、単なる偶然ではなく、「寒さによる孤独感」「イベントシーズン特有の心理」「飲み会の増加」「家庭内の温度差」「環境変化の予兆」といった複数の要因が同時に作用しているためです。つまり、身体的・心理的に「温もりを求める時期」であることが、浮気や不倫のリスクを高めているといえます。