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No.7[探偵]大阪府の各市区町村公的支援[離婚後のパーフェクトガイド](2/3)
大阪府の各市区町村における公的支援は、府全体で共通の制度がある一方で、各市区町村が独自に力を入れている分野やサービスも存在します。ここでは、主に大阪府が実施している、または市区町村と連携して行っている支援と、特に子育て支援に力を入れている市区町村の傾向について解説します。
大阪府が主導・連携して行う主な支援
生活困窮者自立支援制度
失業や減収などで生活に困っている方に対して、就労支援や家計改善、住居確保給付金の支給など、包括的な支援を提供します。この制度は、各市区町村の相談窓口(福祉事務所など)で相談を受け付けています。
福祉資金貸付制度
低所得世帯、高齢者世帯、障がい者世帯を対象に、生活に必要な資金を貸し付ける制度です。これも各市区町村の社会福祉協議会が窓口となります。
居住・住宅支援
高齢者や障がい者、子育て世帯、外国人など、住まいの確保が難しい方々を支援するため、府と市区町村が連携して「居住支援協議会」を設置しています。また、府営住宅の提供や、住宅に関する無料相談窓口も設置されています。
障がい者支援
障がいのある方の自立した生活を支援するため、様々な福祉サービス(居宅介護、重度訪問介護、就労支援など)が提供されています。相談窓口は各市区町村の障がい福祉担当課や障がい者自立相談支援センターなどです。
高齢者支援
地域包括支援センターが各市区町村に設置されており、高齢者の介護予防や、介護・医療・福祉などに関する総合的な相談に応じています。
各市区町村の特色ある公的支援(特に子育て分野)
大阪府内には、子育て世代に特に人気のある市区町村がいくつかあり、それぞれ独自の支援策を講じています。
北摂地域(豊中市、吹田市、茨木市、高槻市、箕面市など)
高槻市
待機児童ゼロを目指す取り組みや、大規模な子育て支援施設「高槻子ども未来館」の開設など、子育て環境の整備に力を入れています。
箕面市・池田市
「子育て・教育日本一」を掲げ、子育て支援が手厚いことで有名です。
豊中市・吹田市
「とよふぁみ」のような独自のサービスガイドを設けるなど、子育て情報の提供や利便性の向上に努めています。
北河内地域(枚方市、四條畷市など)
枚方市
保育施設への子どもの預けやすさが評価されており、子育て世帯に人気があります。
大東市
2歳までの子どもがいる家庭に、子育て支援サービスや育児消耗品の購入に使える券を支給するなど、独自の支援を行っています。
泉州地域(和泉市など
和泉市
高校卒業までの医療費助成や、幼児用自転車ヘルメットの購入助成券を支給するなど、子どもの成長に応じた多様な支援を提供しています。
支援を受けるための相談窓口
具体的な支援内容や申請方法、要件は、お住まいの市区町村によって異なります。まずは、ご自身の状況に合わせて、以下の窓口に相談することをお勧めします。
- 総合的な生活相談: 各区役所・市役所の福祉担当窓口や、お住まいの地域の社会福祉協議会
- 子育て支援: 各市区町村の子育て支援課や、子育て世代包括支援センター
- 高齢者支援: 各市区町村の地域包括支援センター
- 住まいに関する相談: 大阪府住宅相談室や、各市区町村の住宅担当課

