[探偵]探偵から見た年末年始の調査ポイント[証拠収集]

 年末年始は、探偵業界にとって「浮気・不倫調査の最も重要なシーズン」の一つです。
家庭持ちの依頼者が増え、対象者の行動が変化しやすく、証拠を押さえやすい反面、調査側にも高度な判断力と計画性が求められる期間です。
以下では、探偵から見た年末年始の調査ポイントを、行動傾向・タイミング・注意点・心理面などの観点から詳しく解説します。

目次

年末年始の浮気・不倫行動の特徴

年末は「口実が作りやすくなる」時期

12月は職場の忘年会、出張、同窓会など、外出の理由を自然に作りやすい時期です。
そのため、浮気・不倫関係の相手と会うには絶好の口実期間になります。
特に12月20日〜30日頃は、「仕事納め前後に会う」「クリスマスデートを前倒しで行う」ケースが多く、調査の重点期間になります。

探偵としては、この「言い訳の一貫性」や「帰宅時間・移動経路の不自然さ」を丹念に確認することがポイントです。

年越し・正月は「行動のギャップが出やすい」

家族と過ごすはずの大晦日や元旦に、長時間の外出・急な連絡途絶・早朝や深夜の移動が見られる場合、非常に疑わしいサインです。
既婚者は通常この期間、家庭内で過ごすため、少しの外出でも理由が必要になります。
そのため、「初詣」「友人との年越し」「実家への帰省」といった定番の言い訳を使う行動パターンが多く見られます。

探偵はこの時期、

  • 年末年始の移動記録(交通IC利用履歴・宿泊先・領収書)
  • スマホの通信履歴(特定の相手への連絡頻度)
  • 家族に伝えた予定と実際の行動の差などを精密に突き合わせることで、裏付けを取ります。

年明けは「再会・旅行」のチャンス

正月明け(1月3〜10日頃)は、家族行事が一段落し、仕事始め前後の“隙”が生じる時期です。
不倫カップルは「やっと会える」とばかりに、旅行・ホテル滞在・初詣デートなどを計画します。
この時期の特徴は、「長時間または宿泊を伴うデート」が増えること。
したがって、探偵にとっては決定的な証拠を押さえやすい期間でもあります。

調査の重点ポイント

スケジュールのズレと口実の整合性

 対象者の「言い訳」が年末年始の行事に紛れやすいからこそ、細かい時間のズレが重要です。
たとえば、「忘年会」と言いながら実際は終電を逃していない、「帰省中」と言いながら高速道路の利用履歴が別方向、など。
探偵は依頼者から得た情報と照合し、“あり得ない行動の食い違い”を突くことに重点を置きます。

宿泊施設・旅行先での行動観察

 年末年始は、浮気相手との“特別旅行”が増えるため、宿泊調査が有効です。
ただし、旅行シーズンは混雑が激しく、ホテルや旅館に予約を入れるのも難しいため、探偵は宿泊候補地の選定・交通ルートの先読みを徹底します。
また、地方の温泉地・リゾート地・郊外のビジネスホテルなど、人目の少ない宿泊施設を利用する傾向が強いです。

調査員は現場で張り込みを行う際、

  • チェックイン・チェックアウト時の同行確認
  • 宿泊証拠(滞在記録・出入りの映像)
  • 車の駐車位置・ナンバー照合
    を組み合わせて証拠化します。

通信履歴・贈答品の動き

 クリスマス・お正月シーズンはプレゼントやメッセージのやり取りが多く、通信履歴から関係性が露見するケースが増加します。
探偵は依頼者の協力のもと、

  • スマホのLINE・メール・SNSログ
  • クレジットカードの購入履歴
  • 宅配・受け取り履歴を確認し、「家庭に見せられないやり取り」を証拠として押さえます。

行動時間帯の変化

 年末年始の行動には特徴的なパターンがあります。
普段は家にいる時間帯に外出したり、早朝・深夜に急な予定を入れるなど、生活リズムの変化が浮気の兆候となります。
探偵は、こうした不自然な時間の行動に焦点を当て、「誰と・どこへ行ったか」を追跡します。

年末年始調査での注意点(探偵側の戦略)

渋滞・交通混雑への対応

 帰省ラッシュ・初詣・観光地混雑など、通常の張り込み以上に時間と位置取りの調整が必要になります。
 複数の調査員で連携し、移動先を分担して追跡する体制を整えることが重要です。

宿泊予約・現場確保の早期準備

 ホテル・旅館の予約が取りにくいため、対象者が宿泊を計画している場合に備えて、近隣宿泊施設の確保を事前に行います。

夜間・寒冷地での張り込み装備

 冬季の調査は長時間の待機が多く、気温対策・バッテリー確保・防寒装備が必須です。
 張り込み場所によっては、車両を暖房利用しながら撮影ポイントを維持する工夫も求められます。

依頼者への連絡タイミング

 家族行事中の依頼者には電話連絡が難しいため、調査報告や進捗連絡は事前に打ち合わせ、非通知・特定時間帯で行うなど、慎重な配慮が必要です。

年末年始特有の「発覚リスク」

 年末年始は、対象者が気の緩みや感情の高ぶりから行動が大胆になる時期でもあります。
たとえば、

  • SNSに一緒に撮った写真を誤って投稿
  • 不倫相手に送るつもりの年賀メッセージを家族に送信
  • プレゼントの領収書やホテル明細を財布に残したままなど“うっかりミス”による露見が非常に多発します。

探偵としては、こうした「証拠になりやすい痕跡」を見逃さず、後の交渉や慰謝料請求に活かせる形で記録化します。

まとめ

 年末年始は、浮気・不倫カップルの「会いたい気持ち」と「隠さなければならない現実」が最もぶつかる時期です。
そのため、探偵にとっては行動パターンが明確に表れやすく、証拠取得のチャンスが非常に高い期間といえます。

  • 年末:外出理由を使った密会・前倒しデート
  • 年越し:家庭優先による不自然な外出
  • 年始:再会旅行・宿泊デート

これらの行動を正確に読み取り、慎重に追跡・記録することが、年末年始調査の最大のポイントです。
この時期の成功は、依頼者の「新しい一年を安心して迎える第一歩」に直結する、大変重要な役割を持っています。

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