22.浮気調査の費用相場は何で決まる?高くなるケース・安くなるケース

 浮気調査の費用は、主に「調査員の人数」「調査時間」「調査日数」「調査の難易度」「交通費・車両費などの経費」によって変わります。
日本探偵業協会の調査では、行動調査の料金は調査員2名で1時間あたり1.5万〜2万円前後が一つの目安とされており、車両費が別途かかる場合は1日1台あたり1万〜1.5万円程度かかるケースもあります。
(参考:日本探偵業協会「調査費用の平均相場とは」)

 また、浮気調査は1名ではなく2〜3名体制で行われることが多いため、1日だけの調査でも10万〜15万円程度になることがあります。短時間で証拠が取れれば費用は抑えられますが、調査が長引くほど総額は高くなります。

目次

浮気調査の費用相場を左右する要素

浮気調査の費用は、単純に「探偵事務所ごとの料金の違い」だけで決まるわけではありません。特に大きく影響するのは以下の要素です。

調査員の人数

浮気調査では、尾行・張り込み・撮影を安全かつ確実に行うため、調査員2名以上で対応するケースが一般的です。対象者が車で移動する、繁華街や駅周辺など人が多い場所を移動する、警戒心が強いといった場合は、3名以上必要になることもあります。調査員が増えれば、その分人件費も増えるため費用は高くなります。

調査時間・調査日数

時間制プランの場合、基本的には以下のように計算されます。

調査員1名あたりの時間単価 × 調査員の人数 × 調査時間 + 経費

たとえば、調査員2名・1時間あたり2万円の調査を5時間行えば、基本料金だけで10万円前後になります。
浮気する日時がある程度わかっていれば短時間で済む可能性がありますが、いつ会うかわからない状態で依頼すると、複数日にわたる調査が必要になり費用が膨らみやすくなります。

調査エリア・移動手段

対象者が徒歩・電車移動なのか、車移動なのかによっても費用は変わります。車移動の場合は、調査車両やバイク、駐車場代、ガソリン代、高速代などが必要になることがあります。また、遠方への移動や出張調査が必要な場合は、交通費・宿泊費・出張費が追加される可能性があります。

調査の難易度

対象者が警戒している、移動ルートが複雑、相手の住所や勤務先が不明、浮気相手と会う頻度が少ないといった場合は、調査の難易度が上がります。難易度が高い調査では、調査員の人数や調査日数を増やす必要があるため、費用も高くなりやすいです。

料金プランの種類

探偵事務所の料金プランには、主に以下のような種類があります。

料金プラン特徴向いているケース
時間制調査時間に応じて料金が発生浮気する日時がある程度わかっている場合
パック制20時間・30時間など一定時間をまとめて契約複数日の調査が必要な場合
成功報酬制証拠取得などの成果に応じて支払う成果条件を明確にできる場合

ただし、成功報酬制は「何をもって成功とするか」が曖昧だとトラブルになることがあります。契約前に、成功条件・着手金・追加費用・証拠の内容を必ず確認しましょう。

費用が高くなりやすいケース

浮気調査の費用が高くなりやすいのは、調査に時間・人数・手間がかかるケースです。

浮気する日時がまったくわからない

「怪しいけれど、いつ会っているかわからない」という状態で依頼すると、調査日を広く設定する必要があります。
平日夜、休日、出張日、飲み会の日など複数日にわたって張り込むことになり、調査時間が増えやすくなります。

対象者の警戒心が強い

過去に浮気を疑われたことがある、スマホを見られたことがある、尾行を気にしているなど、対象者が警戒している場合は調査が難しくなります。

この場合、対象者に気づかれないよう距離を取ったり、複数名で交代しながら尾行したりする必要があるため、費用が上がりやすいです。

車移動が多い

対象者が車で移動する場合、徒歩や電車移動よりも調査の難易度が上がります。
車両を使った尾行では、調査車両・バイク・駐車場代・高速代などの経費が発生しやすく、複数台の車両が必要になることもあります。

浮気相手の情報が少ない

浮気相手の名前・住所・勤務先・よく会う場所などが不明な場合、まず相手を特定するところから調査が始まります。
証拠取得だけでなく人物特定の調査も必要になるため、費用が高くなる傾向があります。

遠方・出張先での調査が必要

出張先、旅行先、遠方のホテルなどで調査する場合、調査員の交通費・宿泊費・出張費が追加される可能性があります。
また、土地勘のない場所での調査は難易度が上がるため、通常より多くの準備が必要になる場合もあります。

費用を抑えやすいケース

一方で、事前情報が多く、調査範囲を絞れるケースでは費用を抑えやすくなります。

浮気する日時が絞れている

「毎週金曜日の夜に帰りが遅い」「特定の飲み会の日に外泊する」「出張と偽って同じ曜日に出かける」など、怪しい日時が絞れている場合は、短時間の調査で証拠を押さえられる可能性があります。調査日をピンポイントに設定できれば、無駄な張り込みを減らせます。

対象者の行動パターンがわかっている

勤務先、退勤時間、よく行く駅、利用する車、休日の行動、立ち寄り先などがわかっていると、調査計画を立てやすくなります。
調査開始地点や時間を絞れるため、効率よく調査できます。

浮気相手や会う場所の情報がある

浮気相手の名前、勤務先、住所、SNS、車のナンバー、よく使うホテルや飲食店などの情報がある場合、証拠取得までの時間を短縮しやすくなります。

ただし、自分で無理に尾行したり、スマホを勝手に見る、GPSを無断で取り付けるなどの行為はトラブルや違法リスクにつながる可能性があります。安全に集められる範囲の情報にとどめましょう。

目的が明確になっている

「離婚したい」「慰謝料請求をしたい」「事実確認だけしたい」「話し合いの材料がほしい」など、目的によって必要な証拠のレベルは変わります。

目的が明確であれば、探偵事務所も必要な調査範囲を提案しやすく、過剰な調査を避けやすくなります。

無駄な出費を防ぐポイント

浮気調査で無駄な出費を防ぐには、契約前の確認がとても重要です。

複数の探偵事務所で見積もりを取る

1社だけで決めず、複数の探偵事務所に相談して見積もりを比較しましょう。
料金が安すぎる場合は、後から高額な追加費用が発生しないか注意が必要です。

比較するときは、総額だけでなく以下も確認しましょう。

  • 調査員の人数
  • 調査時間
  • 車両費の有無
  • 交通費・宿泊費などの経費
  • 報告書作成費
  • 延長料金
  • キャンセル料
  • 成功報酬の条件

追加費用の条件を確認する

契約時の見積もりが安く見えても、延長料金・車両費・深夜料金・報告書作成費などが別途発生する場合があります。

「どこまでが基本料金に含まれるのか」「どのタイミングで追加費用が発生するのか」を書面で確認しておきましょう。

調査目的をはっきり伝える

探偵事務所に相談するときは、感情的に「全部調べてほしい」と伝えるよりも、目的を明確にした方が費用を抑えやすくなります。

たとえば、慰謝料請求を考えているなら、不貞行為を示す証拠が必要になる可能性があります。
一方で、まず事実確認だけしたい場合は、短時間の調査で足りることもあります。

契約書・重要事項説明を必ず確認する

探偵業者は、契約前に重要事項を説明し、契約書面を交付する必要があります。
口頭説明だけで契約せず、料金・調査内容・キャンセル規定・報告方法などが書面に明記されているか確認しましょう。

依頼前に準備しておくべき情報

浮気調査の費用を抑えるためには、依頼前の情報整理が大切です。以下の情報をまとめておくと、探偵事務所が調査計画を立てやすくなります。

対象者の基本情報

  • 氏名
  • 年齢
  • 身長・体型
  • 顔写真
  • 勤務先
  • 住所
  • 普段の服装
  • 使用している車の車種・色・ナンバー

行動パターン

  • 出勤・退勤時間
  • よく使う駅や交通手段
  • 帰宅が遅くなる曜日
  • 外泊が多い日
  • 出張や飲み会の予定
  • 休日の行動パターン

浮気が疑われる情報

  • 怪しい日時
  • 怪しい場所
  • 浮気相手と思われる人物の情報
  • レシートやカード明細の内容
  • SNS上のやり取りの傾向
  • 急に増えた外出や残業
  • 香水・服装・スマホの扱いの変化

調査の目的

  • 浮気の事実を確認したい
  • 離婚を考えている
  • 慰謝料請求をしたい
  • 浮気相手を特定したい
  • 話し合いの材料がほしい
  • 関係修復のために事実を知りたい

目的によって必要な証拠や調査期間が変わるため、最初の相談時にできるだけ具体的に伝えましょう。

まとめ

浮気調査の費用は、主に調査員の人数・調査時間・調査日数・移動手段・調査の難易度・経費によって決まります。
費用が高くなりやすいのは、浮気する日時が不明、対象者が警戒している、車移動が多い、遠方調査が必要といったケースです。

一方で、怪しい日時や行動パターン、浮気相手の情報がある程度わかっていれば、調査範囲を絞れるため費用を抑えやすくなります。

依頼前には情報を整理し、複数社から見積もりを取り、追加費用や契約内容を必ず確認することが大切です。

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